
先月は台風で荒れた天気だったのでお参りをあきらめましたが、
今日はいいお天気でした。


「にょっぽりと 秋の空なる 富士の山」
伊丹出身の歌人鬼貫が初めて江戸へ出立する前に、病床に就く親しい友人に
あいさつに行くと富士山の句を土産に頼まれましたが二年後江戸から戻ると
友人はすでに亡くなっていたのでこの句を墓前に手向けたそうです。
この句から今月のとおかしは「富士山」と「空」でした。

ちなみに赤門入って右手のこの石碑は、芭蕉没後150年と鬼貫没後約100年の
記念に作られたらしく、右には芭蕉の句「春もやや けしきととのう 月と梅」
(もしかしたら早春のお題になるかも?)、裏面にはその関係者?が詠んだ句が
たくさん刻まれています。
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